木の実町のマンション

市内中心部に位置するマンションの高層フロアの一室。

構造上やむを得ない箇所やマンション規約といったネガティブ要素も空間のアクセントとして活かし、オーナーの希望と理想を隅々まで反映させた。各所の色、材質、サイズ等のデティールはもちろん、恵まれた眺望を活かせるよう大胆に空間の中心に配したバスルーム、機能を最小限に留めたコンパクトかつシンプルなキッチン、趣味と日常生活の共存を実現させる広々とした内土間の玄関スペース等。オーナーの為だけにカスタマイズした、たった一つの空間。

 

設計・施工:株式会社マルアール
所在:山形市木の実町
空間用途:専用住宅
築年数:2002年竣工(築18年)
占有面積:58.93㎡+10.08㎡(バルコニー)
構造:SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)